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I love "YAMASUKA"!

I want to revive the railway Iwas longing.
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中央東線の汽車旅に想いを寄せて 〜機関車編〜④

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拝啓
ご無沙汰になってしまいました。
ぼーっと過ごしている間に桜の時期が過ぎ去り、早くも暑い日がくるこの頃。
ブログを書かない間に、ロクヨンが完成してしまったことをご報告いたします(おい)
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前回の製作記はいつぞやいつぞや

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10月でございました。
およそ半年の時を経て、紆余曲折ありながらも無事に2機のロクヨンが完成いたしました。
完成した車両を見ながら、ぼんやりと2機のことを書いていこうと思います。

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◆どうして時間がかかっちゃったの?
さて、前回の③の記事を読み返すと、とても楽しそうに作業に勤しんでいたように思います。
このころ、完成を間近に控え、わくわくとし、睡眠時間を削っても作業をしていたようです。
しかしある夜、31号機のウェザリングを濃くしすぎてしまいました。
このことから調子が狂い始めます。
ちょっと思い出してみます。

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事象概要
日時:ある夜の深夜
機関車:EF64 31
場所:自宅
薄め液により、塗装を侵したもの。

深夜1時頃、31号機においてウェザリングを実施。
普段はエナメル系でウェザリングをしていたが、家の在庫を切らしてしまったことに気が付き、過去にも経験した作業であったため、「おそらく失敗はしないだろう」と、ラッカー系で作業を継続した。
前の作業が長引いたことによる遅れが気になり、若干急いで作業を行ったところ、ある程度ウェザリングをしたところで、車体裾の汚れが濃いことに気が付いた。
「そういえば、以前にラッカー用薄め液で優しくふき取っても問題なかったなぁ。いけるか?」と思い、ティッシュにラッカー用薄め液を染み込ませ、車体下部を拭き取った。
優しく拭き取ろうとしたところ、一拭きで青色の塗装を侵したことに気が付き作業を中断した。

原因:過去の偶発的な作業経験から慢心し、本来の取り扱いを逸脱したもの
研究点

事象概要②
日時:ある朝
機関車:EF64 31、EF64 79
場所:自宅
標記転写間違え

機関車エンドプレート及び各種標記類を転写すべく、書籍にて屋根上パーツとエンドの関係を確認した。(そもそも書籍に誤りがあった)
写真は不明確ではあったが、写真の解説において確認ができたため、図面等で裏どりは取らなかった。
エンドプレート、標記の転写作業を完了、以降の仕上げ作業は所定通り行った。
足回りとボディのハメ込み作業中、うまくハマらない事に気が付き、ハメ込み方が悪いのかと、様々な角度で試したがうまくハマらなかった。
試しにと思い、標記のエンドと逆の方向で足回りとボディをハメ込むと、綺麗に収まることに気が付き、インターネットの明確な写真で確認したところ、標記類と実際のエンドが異なることに気が付いた。

原因:緩慢な確認作業により、誤りに気が付けなかったもの
研究点


おや? なんだか見たことのある体裁になってしまいました(?)

上記2点の事象により、製作欲が大幅にダウンし、ここまでだらだらとしてしまいました。
とはいえいつまでもダラダラとしても仕方がありませんので、2か月程前から作業を再開し、無事に完成した次第でございます。

よかった、完成して(おい

それにしても余程ガッカリして目を向けたくなかったのか…写真がありませんでした(笑)


◆完成した2機をみてみる
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さて、ここからは完成した2機を見ていきます。

と、その前にまずは比較…

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製品のままのモノの("の" ばかり)スカートが外れていることに関して悪意はございません(笑)
ステップ、つらら切りの厚さには好みの出るところでございますが、それにしても何より顔色が悪いですねえ…

へーんしん!!

①前面
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まずは今回特に力が入っている前面から。
つらら切り、ステップのパーツ化がメインでございます。
塗装をするとシャープになったことがよくわかります。
またパーツ化することで、つらら切りのライト下の欠き取りを再現することもできました。

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31号機は切り抜きナンバー、79号機はナンバープレートとなっています。
切り抜きのナンバーは、今回もトレジャータウンの金属インレタを使用しました。
メタルの質感がお気に入りです。

31号機のステップのドア留がとれてしまっているので今度直さないとなぁ。


◆側面
側面のメインは79号機のフィルター交換でございますが、どちらもそれぞれのみの加工がございます。

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まずはメイン、79号機のFRPフィルター化でございますが、BONAの側面フィルターを使用しました。
穴あけが面倒でございましたが、完成を見ればそんなことは忘れられます(笑)

今回79号機を選んだのは、このフィルターを再現したかったことによります。
BONAはNスケールでも側面フィルターを発売していますが、製品化したのは8次車(76・77号機)用のみで、今回使用した9次車(78・79号機)用は出ておりません。
つまりはNスケールでは作れない2機ということですね。
また79号機は落成当時の写真が多数のこっていますから、そうなれば作るのは79号機一択になるわけです。

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31号機のみ施工した部分ではEG灯(電暖表示灯)の取り付けがあります。
どうして交換することにしたのか、というキッカケを失念してしまったのですが(笑)、たしかショボいとか形が違うとかそんなところだったと思います(おい
相変わらずBONAは素晴らしい仕事をしますね。
EG灯は光るように導光材を通しましたので、あとは調整次第です。
なお、まだレンズは取り付けていません(笑)

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両機の乗務員室付近を見てみます。
区名札挿しやエンドプレートをパーツ化しています。

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また、これは前面もですが、ドアの把手をパーツに交換しています。
これをすると格段にリアルになるので、お気に入りの加工です。




◆屋根
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屋根では相変わらずパイピングがメインとなります。
最初はなるべく元のモールドを活かそうかとも思いましたが、強度を考えて結局はほぼ全ての配管をパイピングしました(笑)

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逆に活かしたところどこなのよ! というと、79号機の避雷器から出てくる線。
ここは取り回し、避雷器からの出方が79号機のモノと合致していたため、利用しました。
軟プラなので、プライマーを吹いていても塗装が剥がれやすいようです(泣

パンタは今回もIMON製でございます。
国鉄仕様なので余計な(?)屋根上機器はありません。
日に照らされると影ができてカッコイイです。


◆足回り
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スカート周りもパーツを使い仕上げています。
エアーホースはエコーモデルのものを使用しています。
なお、電暖用のエアーホースは製品のものを使いました。

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ご覧の通り、ホースの立派さが格段に違います。
それからkadeeカプラーを使用するなら、真鍮の方がエアーホースの角度を調整できるため良いのかと思います。
使いやすいパーツですし、これは交換にオススメです。

連結器はいつも通りkadeeを使いました。
解放用の尻尾が目立ちますが、ヤードの解放遊びが好きなので(笑)、いつもこれです。
リアルさを求めると、本当はIMONの連結器を使用したほうが良いのだろうなぁ、とはつくづく思うものです(笑)

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台車、連結器、スカート、何も再塗装の上でウェザリングしています。

◆仕上げ
仕上げはいつも通り光沢仕上げの後ウェザリング。
上記の通りウェザリングをやりすぎてしまい、その後修正。
やっと汚れも追ちついて、見られるようになりました。
とはいえ、特にエンドプレートの辺りは、塗装の色味の違いを誤魔化すために濃くし過ぎてしまったため、キツめな仕上がりとなってしまいました。

フィルター部は車体全体をマスキングし、別途で汚してみました。
アクセントになりますね。


◆室内
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今回も乗務員室を作り込みました。
機関士さんが最高にカッコいい!!

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運転台完成の時に写真を撮り忘れてしまったようで、少し反省…
わかりづらいですが、ブレーキをパーツに交換、明るすぎる緑色を深緑色に再塗装、「すずきさんの仕切り」取り付けで室内の表現をしました。


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いかがでしょうか。
色が変(顔色が悪い?)であったり、つらら切りやステップが肉厚であるため、どうしても完成度がイマイチに見えるアクラスロクヨンですが、手を入れるとここまでカッコよくなることがわかりますよね。

あとはモーター性能(加速度)さえ安定してくれればなぁ。
重連にするとギクシャクしたり解放したりするからなぁ


何はともあれロクヨンゼロをプラで発売してもらえたことにありがとう!

さて、つぎは何をつくろうかな。


また次回お会いしましょう。
ご機嫌よろしく、さようなら。
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