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たった2両の少数派!Tc182-0組み込み編成!183系長モトM14編成

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みなさま、おはこんばんにちは。
ここ最近は都心でも雪がちらつく日があり、
一時期よりも春を遠く感じるような日が続きますね。
まだまだ引き続き体調には十分お気をつけてお過ごしくださいませませ。

さて、年明けの運転会にもっていった183系「あずさ」の記事を書く気がようやくおき、ここで書かないとずっと書かない気がしたので一気に書こうと思います(笑)

どうも運転会が終わってから模型に手を付けられない日が続いております。
早くしないと春の運転会がきてしまうのに…(笑)


■183系あずさ色ってデラックス編成だけじゃないんだ!
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183系あずさ色。今ではホリデー快速のイメージの強いこの車両ですが、ひと昔前までは中央東線の特急用車両として活躍していたことは皆様ご存知の方かとおもいます。
まだ私が子供の頃は、あずさといえば水色とピンクの車両でした…
9両編成の183系が駆け抜けていく姿を毎日見れていたなんて、
今思うとなんて贅沢だったんだろう…
と思い出にふける気持ちでカタカタ来ております(笑)

さて、少しだけあずさ色の話をしてみます。
始まりは1987年にまでさかのぼります。
それまでは全車国鉄色での活躍でしたが、同年より徐々にグレードアップが始まります。 (グレードアップの経緯などはここでは触れませんので、別途参照)
一代目あずさ色は白いボディに緑と赤のラインが入ったものでした。
この色は当時のデラックス編成8本に実施されました。
その後1992年からは水色とピンクの二代目あずさ色へと衣替えをしていきます。
この二代目あずさ色は一般編成にも普及し、当時の松本運転所のあずさ編成全編成に実施されました。
またこの後に碓氷峠廃止に伴い、あさま編成が転属して参りますが、こちらにも二代目あずさ色は実施されます。
あさま編成は号車札差しなどが撤去されており、シールでの表記とされていましたので、
これはこれで面白い差異があったものです。
この塗装はご存知の通りE257系に置き換えられる2002年まで続きました。

それにしてもあまりオール小窓の編成があるイメージがない、あずさ編成。
デラックス編成(大窓組み込み)と一般編成(デラックス編成以外)とで区分され、時代にもよりますが、運用もわかれておりました。
デラックス編成は主に「あずさ」が中心とされ、また夜行急行「アルプス」にも充当されていました。
反対に一般編成は、一般編成/デラックス編成共通運用とされ、「あずさ」への充当も僅かながらありましたが、「かいじ」やライナーへの充当が主となっておりました。

そんなスポットライトの当てられることの少ない、一般編成の中でもかなりの変わり者、1997年頃のM14編成を今回は制作いたしました。


■珍車Tc182-0を組み込んだ編成M14編成
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今回組んだM14編成、まずは編成をご紹介致します。

↑新宿
①クハ182-1
②モハ182-1047
③モハ183-1047
④モハ182-1041
⑤モハ183-1041
⑥サロ183-1104
⑦モハ182-1044
⑧モハ183-1044
⑨クハ183-1017
↓甲府・松本

この中でまず一番気になるのは1号車のクハ182-1ですよね。
さて…この車両は一体…

☆クハ182-1
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この車両になりますが、まず一目見て私は「なんじゃこりゃ」と思いましたね(笑)
ステップから見るに485系列からの改造ということはわかりますが、この小窓…

こちらの車両はクハ182形0番台、たった2両のみ存在した車両です。
1985年の「あずさ」短編成化(12→9両編成)化、及び増発に伴い不足する偶数向き先頭車を補うために、車販準備室付きのサハ481形100番台を先頭改造した偶数向きの先頭車で1985年に長野工場で改造されました。
車種は「雷鳥」の短編成化により捻出したサハ481-110/111です。
2両とも新宿方に連結され、主に自由席車で活躍しておりましたが、1999年までに両者共に廃車され、形式消滅してしまいました。

あまり注目されていなかったのでしょうか? 探せど探せどこの車両の写真が出てこず、資料集めには割と苦労しました。笑

今回Bトレ化ということで、いかにこの車両の特徴を出せるかということで悩みました。
最初は普通に485初期と183を切り継ごうかと思ったのですが、どうも十分に窓間隔が取れません。
しかしなんとなくキオスぺのビバあいずを見ていたら、「お、これか!」ってなりました。
485系の先頭車の幕部分は中間車のそれよりも短くなっているんですね。 (今更)
これを生かさないわけにはいきません,

切り継ぎ箇所は多くなりますが、幕部分は485先頭
、窓は485初期、頭寄りは183となっております。
なお、窓部分を485初期よりとしておりますが、この小窓は片面にしかありません。
ここは致し方ないので、片面はうまく小窓を作りました。
案外遜色なく作れたかなと思っています。(笑)
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前作の如く、ハッチ取り付けに伴いましてツライチとしております。
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また、トイレ部分もこの車両の特徴がありまして、
普通であれば新宿寄りの先頭車のトイレと洗面台の位置は、そのほかの車両とひっくり返る(つまり、海山が揃わない)のですが、この車両は全車がそろています。
つまり幕の下のトイレ小窓がすべて片側に統一されるのです。
Bトレでは前述の改造方法だと、本来「存在する側」になく、「存在しない側」に存在してしまうので、今回トイレ窓については自作と埋め加工をしました。

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屋根のベンチレーターは他の485系列改造車のと同じような形となっております。
このベンチレーターの配置についてはBトレでの再現には多少の妥協が必要となりますが、まぁまぁ納得いっております。
しかし、次回485系列の改造車を作る際には、配置がかわりそうです(笑)

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ワイパーやステップの取り付けに関しましては、今回も実施しております。


☆クハ183-1017
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こちらは183系のスタンダートな先頭車です。
ツライチ化以外大きな加工はないと思いきや、この車両はハッチを改造しております。

実は使用している183系用ハッチですが、183系初期車や、189系、485系列改造車のものは入っておりますが、Nゲージでは製品に再現されている183系の一般タイプのものは入っておりません。
当然といえば当然なのですが…(笑)

Bトレではこの一般タイプのハッチもモールドされておらず、どうにもこうにも作り出すしかありません。
今回はエッチングパーツの切り継ぎも実施し、先頭車に貼り付けております。
少々出来は悪いのですがね。。。次頑張ります(笑)

なおこの車両は正面ジャンパ栓は運転台下のみとなっています。

☆サロ193-1104
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特に何かと言われると、どうっていうこともないのですが。。。(笑)
製品化されていない、小窓あずさ色サロでございます。
非常口に関してはよくわからないのですが、黒い跡の線のようなものが見えたので、今回はスミ入れで再現しました。


■クーラーとベンチレーターはすべて…
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前作もモモずきん編成ではクーラーのみTOMIXのものに交換としておりましたが、今回はベンチレーターも交換いたしました。
理由は屋根の加工のしやすさだったりします。
クーラーを裏打ちし、クーラー撤去後ベンチレーターをよけながら屋根を削るのは、案外難しく、きれいに平にできませんでした。
今回はその反省を生かし、ベンチレーターも撤去し、屋根上をまっさらな状態にしたあとに、豪快にやすり掛けをしました(笑)
かなり削りやすかったので、前回よりも少しだけきれいになった気がします(笑)


さて、如何だったでしょうか。

一気に突っ走るように書いてしまったので、読みづらい点もあるかと思いますが、なんとなく読み取っていただけると助かります(汗)

次回の183はどんなのにしようかな。
いろいろなバリエーションのある183系あずさ編成、まだまだ深いところに入って行ってしまいそうです。

それでは。

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