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お久しぶりです。
1年半ぶりの更新となってしまいました。
更新が滞ってしまい、記事を楽しみにしてくださっていた方々には、
大変なご心配をおかけしました。申し訳ございません。
最後の更新をしたころは学生だった私も、今や社会人2年目。
会社勤めという環境変化から、少々慌ただしい1年が続き、
ブログの更新をしなくなってしまったのですが、
生活に十分な余裕がでてきたところで、
いつもお世話になっている模型の友人よりブログの再開を勧められたので再開することにしました。
twitterを見てくださっていた方々はご存知と思いますが、
特に模型から手を引いた…とかそういったことは一切なく、
元気に活動しております(笑)
この1年半でブログでは紹介していなかった車両たちの紹介を中心に、
のんびりと再開して参りますので、今後ともよろしくお願い申し上げます。。。
なお車両の紹介方につきましては、1年半前より少々簡略させていただきますことをご了承くださいませませ。
(でないと続かない←おい)
~閑話休題~

さて、記念すべきブログ再開の第一号記事は今年秋の新作…
189系 M50編成 モモずきんラッピングです!
それでは紹介していきますよ~。
■実車について
189系についてはみなさまご存知の通りのことだと思いますので、
中央東線と189系について少々触れさせていただきます。
189系が中央東線に投入されたのは丁度40年前の1976年10月になります。
当時「あずさ」として活躍していた名車181系を置き換えました。
しかしその後1885年、189系は「あさま」増発に伴い「あずさ」から撤退します。
その後中央特急へ戻ってくるのは在来特急「あさま」廃止の1997年です。
ここで長野総合車両所に残るモノ、松本運転所へ転属するモノがあり、
ここで先頭車の方向転換や、塗装の変更等々がありました。
そして2001年、E257系の投入により「あずさ」、「かいじ」から撤退、
幕張や、田町などへ波動用として転属していきました。
今回制作したM50編成も1997年までは「あさま」として活躍していた車両たちです。
・N101編成→M12編成(松本)(M189-44、M´188-44) 1998.9.30 あずさ色化
・N103編成(M189-20、M´188-20) 1998.7.23 あずさ色化
・N106編成(Tc189-507、Tc189-14) 1998.10.30 あずさ色化
2002年に現在の組成となり、豊田車両センターへ転属し三鷹の165.169系を置き換えます。
その後中央線の臨時列車を中心に活躍してきました。
モモずきんラッピングは2008年春の山梨DCで初めて施され、一度ははがされましたが、
またすぐに装飾、2012年まで続きました。
初代モモずきんはモモずきんのほか、山梨の風景写真のラッピングもされていましたが、
後年にはモモずきんのみで統一されています。
制作の同期としましては、やはり僕の中でM50編成といえばこのモモずきんラッピングだからです。
このモモずきんラッピングのホリ快には何度もお世話になりましたからね。
ずっと作りたかったもののモモずきんをどうするかで悩んでいましたが、
twitterでフォローしていたちゃあー氏がモモずきんのインレタを作られていたので分けていただきました。
このブログという場で恐縮でございますが御礼申し上げます。
さて、モデルの紹介に入りましょう(前置きながすぎ)
■189系は発売されてるしこのまま素組で良いでしょう…ダメ?

189系を素組する、別に普通のことですよね。…ある一点を考えなければ。

みなさまお気づきでしょうか。お手元に未改造の183.189系をご準備ください。
正面左側がつるペタですよね。ここです、ここ。
実は実車の183・189系にはこの位置に大きなハッチがあります。Bトレでは分割線の関係からか省略されていますがね。
このハッチですが、183系、189系、485系からの改造先頭車で3パターンあり、
パーツは偉大なるトレジャータウン様より発売されていますので、こちらを使用します。
側面から顔にかけてのハッチですので、徐々に曲線に合わせて曲げて取り付けます。
そしてこのハッチ取り付けに伴い、先頭車はツライチにしました。
せっかくカッコいいものを取り付けるのに、分割線があるのでは…と思いましたので。
もちろん全車両が再塗装です。塗料はすべて調色によるものです。
完成後にスミ入れをしたときには鳥肌ものでしたね。
■屋根へのこだわり

183.189系の分散クーラーはAU13という型と、AU13Eという型があります。
よーく見るとわかるのですが、よろい戸のものとメッシュのものがあり、前者がAU13、後者がAU13Eです。
今回これを再現するため、Bトレの元のクーラーは撤去、すべてTOMIXのパーツへ交換しています。
AU13とAU13Eの搭載の比率は実車に基づいており、
両端と真ん中のクーラーを選んで載せております。

またM´に搭載されている集中クーラーにもAU71A、AU71Bの2種があり、
現在豊田に所属している6両の中ではM52編成のM´188-41のみがAU71Bで、他5両はすべてAU71Aとなっております。
Bトレではどちらを出ており、クーラー中心くらいにあるメッシュが長方形なのがAU71A、正方形のがAU71Bです。
しかしBトレは、片パンタ撤去屋根がAU71B、両パンタ屋根がAU71Aとなっており、
M50編成は片パンタ撤去なのでクーラーが違ってしまいます。
そのため今回は切り継ぎによって再現…しかし組み立ての際に割ってしまいました(涙)
■お顔にも少し工夫

写真正面より、左がTc189-507、右がTc189-14です。
一旦塗装をすべて落とすのだし、ということでライト関係はすべて裏から塗装しています。
リムはもちろん前からですよ(笑)
またHMも裏から貼り付けています。
側面のハッチは実車同様、前面にまで回り込んできて、少しだけ膨れています。
この写真ではわかりづらいのですが、前面下部のステップはパーツに交換し、より立体的にしてあります。
スカートは1両ずつ異なります。
Tc189-507は今では貴重なジャンパ連結器が左右とも残存しているタイプです。
反対にTc189-14では正面右側のみです。
ジャンパ連結器はモールドを削り、Assyパーツに交換しています。

ワイパーは国電の補助ワイパーを折り曲げて使用しました。
国鉄特急用とかでないかなぁ…
一応ホイッスルもAssyに交換してありますが、写真ではわかりづらいですね。
■モモずきんがいっぱい

今回の大きな目玉であるモモずきんのラッピングは前述の通りインレタで再現しております。

Tc車には正面と運転台下の3人(単位は人で良いのか?)います。
正面右側の大きなモモずきんが特徴です。

M´車は風林火山の幟を持っています。
実車のように転写したいところでしたが、Bトレでは少々キツメなので、少しばかり斜めにして押し込んでいるため、
幟のてっぺんが高くなってしまいました。

M車はフルーツバスケットを持ったモモずきんです。
このモモずきんが一番お気に入りです(笑)
以上、長々と解説してしまいました。
今回183・189系を作ってみて、どれだけヘビーかがわかりましたが、
もっともっとこの車両たちを増備していきたいです。
今回ボスをとばしてしまうなどのミスもありましたので、次回はもっと精度をあげたいですね。
これからもっと中央東線を盛り上げていきたいものです。
それでは。

189系についてはみなさまご存知の通りのことだと思いますので、
中央東線と189系について少々触れさせていただきます。
189系が中央東線に投入されたのは丁度40年前の1976年10月になります。
当時「あずさ」として活躍していた名車181系を置き換えました。
しかしその後1885年、189系は「あさま」増発に伴い「あずさ」から撤退します。
その後中央特急へ戻ってくるのは在来特急「あさま」廃止の1997年です。
ここで長野総合車両所に残るモノ、松本運転所へ転属するモノがあり、
ここで先頭車の方向転換や、塗装の変更等々がありました。
そして2001年、E257系の投入により「あずさ」、「かいじ」から撤退、
幕張や、田町などへ波動用として転属していきました。
今回制作したM50編成も1997年までは「あさま」として活躍していた車両たちです。
・N101編成→M12編成(松本)(M189-44、M´188-44) 1998.9.30 あずさ色化
・N103編成(M189-20、M´188-20) 1998.7.23 あずさ色化
・N106編成(Tc189-507、Tc189-14) 1998.10.30 あずさ色化
2002年に現在の組成となり、豊田車両センターへ転属し三鷹の165.169系を置き換えます。
その後中央線の臨時列車を中心に活躍してきました。
モモずきんラッピングは2008年春の山梨DCで初めて施され、一度ははがされましたが、
またすぐに装飾、2012年まで続きました。
初代モモずきんはモモずきんのほか、山梨の風景写真のラッピングもされていましたが、
後年にはモモずきんのみで統一されています。
制作の同期としましては、やはり僕の中でM50編成といえばこのモモずきんラッピングだからです。
このモモずきんラッピングのホリ快には何度もお世話になりましたからね。
ずっと作りたかったもののモモずきんをどうするかで悩んでいましたが、
twitterでフォローしていたちゃあー氏がモモずきんのインレタを作られていたので分けていただきました。
このブログという場で恐縮でございますが御礼申し上げます。
さて、モデルの紹介に入りましょう(前置きながすぎ)
■189系は発売されてるしこのまま素組で良いでしょう…ダメ?

189系を素組する、別に普通のことですよね。…ある一点を考えなければ。

みなさまお気づきでしょうか。お手元に未改造の183.189系をご準備ください。
正面左側がつるペタですよね。ここです、ここ。
実は実車の183・189系にはこの位置に大きなハッチがあります。Bトレでは分割線の関係からか省略されていますがね。
このハッチですが、183系、189系、485系からの改造先頭車で3パターンあり、
パーツは偉大なるトレジャータウン様より発売されていますので、こちらを使用します。
側面から顔にかけてのハッチですので、徐々に曲線に合わせて曲げて取り付けます。
そしてこのハッチ取り付けに伴い、先頭車はツライチにしました。
せっかくカッコいいものを取り付けるのに、分割線があるのでは…と思いましたので。
もちろん全車両が再塗装です。塗料はすべて調色によるものです。
完成後にスミ入れをしたときには鳥肌ものでしたね。
■屋根へのこだわり

183.189系の分散クーラーはAU13という型と、AU13Eという型があります。
よーく見るとわかるのですが、よろい戸のものとメッシュのものがあり、前者がAU13、後者がAU13Eです。
今回これを再現するため、Bトレの元のクーラーは撤去、すべてTOMIXのパーツへ交換しています。
AU13とAU13Eの搭載の比率は実車に基づいており、
両端と真ん中のクーラーを選んで載せております。

またM´に搭載されている集中クーラーにもAU71A、AU71Bの2種があり、
現在豊田に所属している6両の中ではM52編成のM´188-41のみがAU71Bで、他5両はすべてAU71Aとなっております。
Bトレではどちらを出ており、クーラー中心くらいにあるメッシュが長方形なのがAU71A、正方形のがAU71Bです。
しかしBトレは、片パンタ撤去屋根がAU71B、両パンタ屋根がAU71Aとなっており、
M50編成は片パンタ撤去なのでクーラーが違ってしまいます。
そのため今回は切り継ぎによって再現…しかし組み立ての際に割ってしまいました(涙)
■お顔にも少し工夫

写真正面より、左がTc189-507、右がTc189-14です。
一旦塗装をすべて落とすのだし、ということでライト関係はすべて裏から塗装しています。
リムはもちろん前からですよ(笑)
またHMも裏から貼り付けています。
側面のハッチは実車同様、前面にまで回り込んできて、少しだけ膨れています。
この写真ではわかりづらいのですが、前面下部のステップはパーツに交換し、より立体的にしてあります。
スカートは1両ずつ異なります。
Tc189-507は今では貴重なジャンパ連結器が左右とも残存しているタイプです。
反対にTc189-14では正面右側のみです。
ジャンパ連結器はモールドを削り、Assyパーツに交換しています。

ワイパーは国電の補助ワイパーを折り曲げて使用しました。
国鉄特急用とかでないかなぁ…
一応ホイッスルもAssyに交換してありますが、写真ではわかりづらいですね。
■モモずきんがいっぱい

今回の大きな目玉であるモモずきんのラッピングは前述の通りインレタで再現しております。

Tc車には正面と運転台下の3人(単位は人で良いのか?)います。
正面右側の大きなモモずきんが特徴です。

M´車は風林火山の幟を持っています。
実車のように転写したいところでしたが、Bトレでは少々キツメなので、少しばかり斜めにして押し込んでいるため、
幟のてっぺんが高くなってしまいました。

M車はフルーツバスケットを持ったモモずきんです。
このモモずきんが一番お気に入りです(笑)
以上、長々と解説してしまいました。
今回183・189系を作ってみて、どれだけヘビーかがわかりましたが、
もっともっとこの車両たちを増備していきたいです。
今回ボスをとばしてしまうなどのミスもありましたので、次回はもっと精度をあげたいですね。
これからもっと中央東線を盛り上げていきたいものです。
それでは。

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